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ACE OF SPADESを見た私の物語

ACE OF SPADES考
https://asahi771.hatenablog.com/entry/2019/10/11/191910
とても熱いブログ記事を読んだ。

これを読んで、わーーーっ!てなったので、私も「ACE OF SPADESを見た私の物語」の話をすることにした。

私がACE OF SPADESを認識したのはハイローからだった。そもそも私はTAKAHIROの存在すらハイローから認識した人間なのでそりゃそうなのだが。私がハイローで一番好きなキャラは雨宮雅貴なので、第一印象は「雨宮兄弟の曲をやってるバンド」だった。

AOSそのものに対して視線を向け始めたのはHiGH&LOW THE LIVEの配信を見て、「JUST LIKE HEAVEN」に殴られたときだった。いや、この時はまだ「最高のキャラソンやってくれてるバンド」だと思ってて、その延長で「これハイロー曲じゃないけど雅貴に通じるとこない?」みたいな気持ちになったのだ。歌詞もそうだけど、暗い衝動みたいなのと突き抜ける爽やかさが同居してて、めちゃくちゃ印象に残る曲だった。
「Revoだったらコンセプトライブで既存楽曲やる場合選曲もキャラソン解釈で合わせてくるんだけどRevoじゃないしそこまではやってないよな多分?つうかこのバンドの方向性わかんないし、この曲自体はめっちゃくちゃ好きだし、よし、掘るか」

ちょうど私はTAKAHIROさんに沼り始めていてVISIONALUX限定版を買っていた。LIQUID ROOMのライブ映像を見た。
この時もまだ解像度は低かったと思う。でも方向性はすごく好きだなと思った。

音源をたくさん聴いた。聴くたびに好きになった。
生きてるうちに一度でいいから生で聴きたいなーと思った。叶わなくても仕方ないなと思っていた。
ルナフェス出演が発表された。

私はバンド文化には明るくない。Sound Horizonの(というかRevoの)ファンなので、そういうサウンドにはまあまあ耳馴染みがあるし、他にも「ロックに影響を受けたアーティスト」はちらほら追ってきてはいるが、いわゆるロックバンドを追ったことはない。GLAYも有名曲くらいしか聴いていなかった。
だからいわゆるフェスに参加するのは人生初だった。一応オールスタンディング・複数バンド参加のライブには複数回参加したことがあるからなんとかなるじゃろと思ったし実際なんとかなった。(ちなみに全部忍殺アニメイシヨン関連のライブ)(思えばあれが人生で初めて見たモッシュダイブだった。しかもなんと演者が客席に飛び込んできたんだよね。私は後方から見ながらただただ衝撃を受けていた。おっと、脱線した)

そういうわけで、人生初のフェス当日。
その日見た全てのバンドが良かった。そして目当てであったAOSはもうめちゃくちゃに良かった。
こんっなにかっこいい音があるのかよと思った。 びっくりした。私が「雨宮兄弟の曲やってるバンド」でも「TAKAHIROさんのやってるバンド」でもなく「ACE OF SPADES」のファンに本当になったのはこの時だと思う。(一応自認としてはもう少し前からだったのだが)

だってもう全員が全員良かったのだ。
TOKIEさんの音ほんっとうにかっこよすぎて、私に知識がなくて褒める言葉が全然出てこなくてもうどうしたらいいか分からないくらいで、いやこんな最高の存在がこの世にいて生きてて私の目の前で音を奏でてくれることあります????
MOTOKATSUさんの音正確すぎて宇宙猫顔になるレベルだけど音源と違う良さが明らかにあるので生なんですよえっこれが?ちょっとよく分からないレベル。
HISASHIさん、当たり前なんだけど、ギターがめちゃくちゃいい……。当たり前すぎて失礼なレベルなんだけど……。華やかで……ぎゃーってなる……またもや知識と語彙がなくて悔しさしかない……。

そしてTAKAHIROさんはEXILE TAKAHIROじゃなくてACE OF SPADESのボーカルのTAKAHIROだった。
雨宮雅貴の役者知らない人だけど好きだなーから始まり、タレントとしての彼にときめき、ソロアーティストとしての彼に惚れ、EXILEのボーカルとして活動する彼にめちゃくちゃ感じ入った上で、AOSのボーカルの彼に殴られた。同一人物に何回惚れるんだ私。でもみんな、通じるところがありながら違う良さがあるのだ。分断されてはなくて、だけど違う面がきちんと出ているのだ。
推しに惚れ直しただけだろ、と言ったらそうかもしれないけど、もちろん贔屓目だってあるだろうけど、でも、それだけじゃない、絶対にそれだけじゃないのだ。
嘘だと思うならAOSの音を聴いてほしい。それでもまだ信じられないなら生で彼らを体感してほしい。絶対にねじ伏せることができるだけのパワーが彼らにはある。
それは間違いなく「彼ら」の、1人1人も強いけど、それだけじゃなくてこの4人が揃ったときに生まれる力なのだと信じられるだけのものが私の中に芽生えたのだ。

アルバム「4REAL」が発表され、Zeppツアーも発表された。
発売されたアルバムはとにかく良かった。新曲全部好きだけど元々の好みに合致するのは「妄想」で、ひたすらリピートしているのは「Vampire」だ。そんでもって「ALL TIME BEST」を生で聴きたくて仕方がない。
ツアーに行くしかない。これが結論だった。
とにかくどうしても行きたくて行きたくてめちゃくちゃに祈ったし頑張った。
友人にも協力頼みまくったおかげで、福岡、東京2days、札幌のチケットを取れた。

まずは福岡。
客もボーカルもなんだか初々しい感じにニコニコした。
Vampireの煽りが「みんなの血ぃ、吸い上げちゃるばい!」で、方言交えて冗談混じりながらもちゃんと吸血鬼煽りしてるー!てテンションが上がった。

東京1日目。
「吸い上げたろか!」になっていた。かわいい。
2日目。
「吸い上げんぞ!」になった。これがまた素直にかっこよかった。同時に震えた。この人、ツアーの最中に、たった一日で、バンドのボーカルとして進化している……!!!

分かりやすいのでMCを例に挙げてしまったが、歌唱も格段に進化していた。男子三日会わざれば刮目して見よという言葉があるが、AOSのボーカル一日会わざれば、である。度肝を抜かれた。

ルナフェスの時は初めてそのバージョンで聴いたということもあり「一人用に編曲したんだな」という印象もあった「SIN」「TIME FLIES」が、4人で演奏する曲として見事に完成していたのにもゾクゾクした。(ので、円盤には収録されなかったそちらのバージョンのライブ音源も欲しいなー!!とくに札幌公演の「SIN」の歌い出し「くだらねえから」の「くだら」は、雨宮のオタクなのでめちゃくちゃにSINをリピートしている私をもってして「SINがこんなにかっこいい曲だったなんて知らなかった」と震え上がるレベルだったので、なんとかしてもう一度聴きたい)

札幌。
正直記憶がない。
具体的な記憶は前述のSINとアンコールしかないくらいだ。
全ての曲がめちゃくちゃにエネルギーに満ちていたこと、
アンコールのサプライズゲストにギャーーーー!ギャーギャー!!!!て馬鹿みたいに絶叫したこと、
雪の残る、東京民からしたら寒すぎる三月の札幌で、凍えながら待機列に並んでいたのに、終わった頃には汗で下着までぐっしょり濡れていたこと、
とにかく楽しかったこと、
「今までの人生で一番楽しいライブだった」と発言したこと、
それくらいしか覚えていない。

バンドには疎いもののコンサートやライブにはそれなりに行くオタクをやっていたし、LDHのライブにもまあまあ足を運んでいて、毎回「楽しいー!来てよかったー!」て思っているのだが、「今までの人生で一番楽しいライブだった」なんて言葉が浮かんできたのは生まれて初めてだった。客観的にそうかは分からないけど、その場のノリでかもしれないけど、それにしたってやや重い言葉が、ポンと自然にその時の実感として出てきて、しかもそう言った自分に全然驚かなかった。このライブを体験できたことは、ある種の誇りとして一生胸に抱いていけると思った。この先の私は何があっても「4REAL札幌公演を経験した私」なのだ。最強すぎる。

しかも彼らは明らかに自分たちの音を楽しんでいた。このバンドを楽しんでいた。
それからこの先の話をしてくれた。たくさんの大舞台に立ったことのある彼らが、「ACE OF SPADES」として武道館やアリーナやスタジアムに行きたいって言ってくれた。連れてってくれと言ってくれた。フェスにも出たいと言ってくれた。めちゃくちゃ熱くなった。
ニワカの私、マジで全然彼らのことを知りもしなかったけど彼らを知って彼らに惚れてリアルタイムに彼らを追うという奇跡的な幸せを享受している私が、これからも彼らを応援できるし、それを求めてくれているのだ。
応援させてくれること、期待してくださいと言ってくれること、それはこういう活動をしていれば当たり前かもしれないけど同時にすごいことでもあるのだと私は知っている。だからめちゃくちゃに嬉しかった。

一生に一度でも生で聴けたらいいなっていう伝説で奇跡でレアなバンドのように思っていたけど、この怒涛の活動を通して私は本当に欲張りになった。好きだからもっと聴きたいしもっと活動してほしいしもっとたくさんの人に届いて欲しいと願った。この人たちのことだから、フェスにだってマジで出てくれるんじゃないかな!頼む!そしてたくさんの人を殴りつけてくれ!と期待した。
氣志團万博出演が発表された。

私にとっては人生初の野外フェスだった。
万全の準備はしたし、無理はせず最後まではいなかったのだが、思った以上に疲れてしまい気絶するように16時間睡眠とかしてしまったので来年以降に向けて体力をつけようと思う。最後までいたかったもん……。(いたらもっとヤバかったと思うので撤退判断できたのは自己評価してるが)

で、とにかく、よかった。
もう彼らのすごさも良さもいっぱい体験しているので驚きで殴られるという感じではなく、「好きなバンドがフェスで活き活きと演奏している」「しかも今日も最高を更新している」のを見た!という満足感があった。人生2回目のフェスかつ野外は1回目なのにちょっとドヤ顔しすぎである。
セトリがまた良かった。ハイロー曲をやらなかったのにも、いつのまにかこんなにたくさんの武器を持ったバンドになったんだなあ、そしてそれらは4REALツアーで磨かれたものだと私は知っている……!みたいな気分になった。マジでニワカのくせにドヤ顔しすぎである。

それはそうと、私はこの日、生涯忘れたくないと思える光景を見た。
奇しくも曲は「JUST LIKE HEAVEN」。私がAOSに目を向けるきっかけになった、そして今でも彼らの曲の中で一番好きな楽曲だ。
HISASHIさんとTAKAHIROさんが花道へ歩き出し、センターステージに立った。私は前から6列目の花道脇くらいにいたので、彼らの歩みに合わせて後ろを振り返った。
まぶしい光が二人に降り注ぐ。逆光が強すぎてその姿はシルエットのようになっていた。輪郭がキラキラ光っていて、その足元には一面の観衆。聴こえてくるのは一番好きな曲の、今日も素晴らしい音。輝いていた。神々しかった。まさに、JUST LIKE HEAVEN。
記憶が薄れていくものなのが恨めしい。あの光景をずっと焼き付けていたい。だから早く公式の写真か映像が欲しい。WOWOW楽しみだなー!(あの美しい逆光も欲しいし、私が見られなかった正面からのショットも欲しい)

あれ、ACE OF SPADES好きかも。から、
ACE OF SPADESが好きだー!!!!となり、
ACE OF SPADES……好き……(噛み締め)になった。
どんどん好きになる。どんどん欲張りになる。
それは、彼らが本当にめちゃくちゃにパワフルで、かつ前へ進んでいるからなんだよなと思う。
このバンドが本当に大好きだ。早く全人類に浴びて欲しい。

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