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アルバム「LOVE」の特典ディスク、EVOLUTIONファイナルの映像を見た

私はTAKAHIROさんをよく知らない。
知っているのは彼が見せてくれたほんの一部、のうち私が触れたさらにほんの一部だけ。
彼が何を考えて感じているのかの本当のところを知らない。彼の言葉や表現の一部から私なりに受け取ったものはあるけど、それは私の中だけのものだ。

受け取ったいくつもの欠片たちを、私なりに解釈して、組み合わせて、私は私の中で彼のイメージを作っている。穴だらけのパズルみたいに。
それはとてもキラキラした、輝く姿をしている。
私に都合のいい美化されたイメージだなとも思う。

だけど、新しい欠片が飛び込んでくるたびに私はびっくりする。
新しい欠片が、一番美しい。
こんなにきれいな部分のある絵柄だったんだ!?とびっくりして、私はまたパズルを組み直す。

美化されたイメージよりも美しいひと。
私の頭の中では到底再現のできないひと。
触れるたびに驚いて惚れ直してしまうひと。
価値観が違いすぎて突き放されたような気分になるときもある。そことそこが接続するなんて聞いてない、こんなん私の中で組み上がるわけないじゃんって。
彼はそんなこと当然知らない。またファンに何かを投げかけてくれる。私のところにもそれは届く。
私はそれを受け取る。大切にする。また組み直す。

私の中で組み上げられた姿は本物の彼じゃないけど、でも元はといえば彼が投げかけてくれた何かからできている。私の解釈を経て濁ったり歪んだりしているけど、それでも十分にうつくしい。
こんなひとがこの世にいるんだ、いま生きてるんだって思うたび、驚きだか畏怖だか歓喜だか感謝だか分からないもので背筋が震える。

そんなひとがいることも、そのひとのことをこんなに大切に考え続ける日が私に訪れることも、出会うまで考えたこともなかった。
だけど、私が彼を知るずっと前から、彼はそうやってたくさんのひとに自分を投げかけながら歩いてきたのだ。彼が選んで歩いてきた道のりが、また彼自身を作ったのだ。
私が気づいていないときだって、ずっとずっと地上を照らし続けてきたのだ。私がどう思おうが、出会ってさえいなかろうが、もし出会っていたなら受け取れる何かを、そして今からでも遡れば受け取れる何かを、ずっと投げかけ続けてくれてきたのだ。

そんなことをアルバム「LOVE」の特典ディスク、EVOLUTIONファイナルの映像を見ながら思って、私は気が遠くなるような心地のまま涙を流していた。

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